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文献概要
増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅰ.ホルモン 1.下垂体
(4)プロラクチン
著者: 山本剛史1
所属機関: 1聖隷浜松病院検査部
ページ範囲:P.96 - P.98
文献購入ページに移動■測定法
わが国における血中プロラクチン(prolactin;PRL)の測定には,ラジオイムノアッセイ(RIA)法,続いてイムノラジオメトリックアッセイ(IRMA)法が開発され,現在でも用いられている.しかし放射性物質を用いるために,その使用,保管,廃棄,安全管理など厳しい制限があり,また,使用する装置および設備が高価であるなどの問題点がある.そのため放射性物質を必要としないエンザイムイムノアッセイ(EIA)法,抗PRLモノクローナル抗体を用いた逆受身赤血球凝集反応を利用した測定キットなどが開発され,non-RIA化に向けて広く普及しつつあるが,最近では検出系に吸光度法や蛍光法より高感度な化学発光法を用いた,化学発光イムノアッセイが注目され,次世代の測定法として期待されている.
わが国における血中プロラクチン(prolactin;PRL)の測定には,ラジオイムノアッセイ(RIA)法,続いてイムノラジオメトリックアッセイ(IRMA)法が開発され,現在でも用いられている.しかし放射性物質を用いるために,その使用,保管,廃棄,安全管理など厳しい制限があり,また,使用する装置および設備が高価であるなどの問題点がある.そのため放射性物質を必要としないエンザイムイムノアッセイ(EIA)法,抗PRLモノクローナル抗体を用いた逆受身赤血球凝集反応を利用した測定キットなどが開発され,non-RIA化に向けて広く普及しつつあるが,最近では検出系に吸光度法や蛍光法より高感度な化学発光法を用いた,化学発光イムノアッセイが注目され,次世代の測定法として期待されている.
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