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増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅰ.ホルモン 3.副腎皮質
レニン・アンジオテンシン系
著者: 成瀬清子1 成瀬光栄1 出村博1
所属機関: 1東京女子医科大学第二内科
ページ範囲:P.123 - P.125
文献購入ページに移動レニン活性は,血漿を試験管内で37℃,1時間インキュベートし,血漿中に存在するレニンとアンジオテンシノーゲンの反応から生成されるアンジオテンシンⅠの量で表す,アンジオテンシンⅠはラジオイムノアッセイで測定する.したがって,レニン活性は,血中レニン濃度とともにアンジオテンシノーゲン濃度にも依存するが,後者は通常ほぼ一定なため,レニン活性はレニン濃度とよく相関する.しかしながら,妊婦や肝硬変などのアンジオテンシノーゲンに変動をきたす病態では両者に解離を示す.レニン活性はngAI/ml・hと表される.
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