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増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅰ.ホルモン 4.膵・消化管
(2)C-ペプチド
著者: 佐久間伸子1
所属機関: 1自治医科大学内分泌代謝科
ページ範囲:P.128 - P.130
文献購入ページに移動 C-ペプチドはプロインスリン中のインスリンのA鎖とB鎖を連結しているペプチド部分で,インスリンから切り離されて生じる31個のアミノ酸から成る連結ペプチド(connecting peptide)である.C-ペプチド自体にはホルモンとしての生物活性はないが,B細胞からインスリンとともに分泌され,血中ではインスリンと並行して変動するのでC-ペプチドを測定すれば,インスリンの測定が困難な条件でも膵B細胞のインスリン分泌能が推定できる.
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