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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻5号

1994年04月発行

増刊号 免疫検査実践マニュアル

各論 Ⅰ.ホルモン 6.その他の内分泌

(1)エンケファリン

著者: 山北宜由1

所属機関: 1松波総合病院内科

ページ範囲:P.145 - P.147

文献概要

 エンケファリンは,最初に発見されたオピオイドペプチドであり,メチオニン-エンケファリン(Met-Enk)とロイシン-エンケファリン(Leu-Enk)の2種類が存在する(図).エンケファリンは前駆体プレプロエンケファリンAに由来し,多くの塩基性アミノ酸対が酵素により切断され,エンケファリンが生成される1).なお,プレプロエンケファリンBもLeu-Enk構造を持っている.エンケファリンは,生体内において副腎髄質に最も高濃度に認められる2).その他,脳内の各部や下垂体,性腺,消化管,交感神経に存在することが知られているが,血中にも存在する3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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