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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻5号

1994年04月発行

文献概要

話題

インターロイキン4

著者: 松田育雄1 新井賢一1

所属機関: 1東京大学医科学研究所分子生物学研究部

ページ範囲:P.175 - P.175

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 インターロイキン4(IL-4)は,サイトカインと呼ばれる増殖/分化因子の1つであり,①休止期B細胞の活性化と増殖促進,②成熟B細胞でのIgEへのクラススイッチの誘導,③成熟B細胞でのclass Ⅱ組織適合抗原やCD23[FcεRII](低親和性IgEレセプター)の発現誘導,④成熟T細胞の増殖促進,⑤肥満細胞の増殖促進などの活性を持つ.
 IL-4の産生細胞としては,成熟T細胞,肥満細胞,および非B非T細胞(おそらく好塩基球)の3つが知られている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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