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増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅳ.尿中微量蛋白
1.尿中低分子蛋白質—β2-m,α1-mを中心に
著者: 山口哲司1 伊藤喜久1
所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室
ページ範囲:P.195 - P.196
文献購入ページに移動β2-mは分子量11,800,99個のアミノ酸残基から成る単鎖ポリペプチドで,主要組織適合抗原であるHLAクラスI抗原のL鎖であり,リンパ球,単球細胞など免疫担当細胞に在存分布し,免疫応答に重要な役割を担っている.生体内ではほとんどの有核細胞で産生され,血液,尿,体液中に微量に存在する.
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