文献詳細
文献概要
増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅶ.凝固
2.フィブリノゲン,AtⅢ,FDP
著者: 村嶋正幸1 出口克巳2
所属機関: 1三重県立看護短期大学 2三重大学医療技術短期大学部
ページ範囲:P.235 - P.239
文献購入ページに移動凝固第I因子であるフィブリノゲンは,トロンビンの作用を受けて,フィブリン(Ia)となる(図).フィブリンが血液を凝固せしめる本体であり,複雑な凝固反応の最終段階は,このフィブリン形成にある.
フィブリノゲンは,血漿中濃度が最も高い凝固因子(200〜400mg/dl)であり,肝臓で合成され,半減期は3〜4日といわれている.
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