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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻5号

1994年04月発行

文献概要

増刊号 免疫検査実践マニュアル 各論 Ⅷ.感染症 1.細菌・クラミジア感染症の免疫検査

(1)呼吸器感染症

著者: 山下祐子1 河野茂1

所属機関: 1長崎大学医学部第2内科

ページ範囲:P.263 - P.265

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■マイコプラズマ
1.補体結合反応(complement fixation;CF)1)
 CFは最もよく用いられている.主にIgGを測定する.抗体価は発病後7〜10日で上昇し,3〜4週間目にピークに達し,以後8週まで32〜64倍の抗体価が持続する.判定は,ペア血清で4倍以上の上昇を,シングル血清で64倍以上(欧米では256倍以上)の抗体価を陽性としている.本法の欠点は,検査に時間がかかること(20〜24時間),感度がやや低いことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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