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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻6号

1994年05月発行

文献概要

技術講座 免疫

IgG-RF

著者: 松本文枝1 武部功1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.405 - P.410

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サマリー
 IgG-RFは,IgG分画に属するRFであり,同一分子内に抗体部分と抗原部分の両方を持ち,互いに結合しあい自己凝集体を形成する特徴を持つ.この免疫複合体がRAあるいはMRAなどの病変に大きくかかわっているとの報告が多く,IgG-RFの測定が臨床的意義のうえから重要視されている.
 IgG-RFの測定は,従来は画一された方法はなく,各施設が独自の方法で測定しているのが現状であった.しかし,近年ELISAを原理とするIgG-RF測定法がキット化されたことにより,検査室でもその測定が可能となった.
 本稿ではIgG-RF測定の意義ならびにELISAを中心とした測定方法について述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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