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技術講座 一般
尿沈渣染色法
著者: 稲垣勇夫1
所属機関: 1木曽川町立木曽川病院検査科
ページ範囲:P.425 - P.430
文献購入ページに移動尿沈渣の染色法には多くのものがある.用途別に分類すると,尿沈渣成分の全体の視認性を染色法によって向上させるものと,特殊な染色液でもって成分を染色して鑑別しようとするものとに分けられる.現在,有用なものとして前者にはスタンハイマー(Sternheimer)染色など,後者にはプレスコット・ブロディ(Prescott-Brodie)染色などがある,また染色法ではないが簡易偏光板装置などを用いて成分の鑑別を行うこともある.これらは尿沈渣の正確度と精度の向上に用いられるものである.
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