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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻7号

1994年06月発行

文献概要

検査法の基礎

心筋コントラストエコー図法

著者: 増山理1 南都伸介2 林英宰3

所属機関: 1大阪大学医学部第一内科 2関西労災病院循環器科 3河内総合病院循環器科

ページ範囲:P.487 - P.491

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サマリー
 心筋コントラストエコー図法とはコントラスト剤を冠動脈に注入し,心筋エコー輝度を増強させ,その解析から心筋灌流状況を評価しようとする手法である.この心筋コントラストエコー図法を虚血性心疾患に適用することにより,心筋梗塞領域の同定,梗塞心筋のviability(生存度)の評価,側副血行路の機能評価,心内膜下心筋虚血の可視化などが可能である.近い将来,肺血管床を通過するコントラスト剤の出現により,経静脈心筋コントラストエコー図法の可能性が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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