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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻8号

1994年07月発行

文献概要

病気のはなし

心筋梗塞

著者: 古野貴志1 土居義典1

所属機関: 1高知医科大学附属病院老年病科

ページ範囲:P.558 - P.563

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サマリー
 心筋梗塞は心疾患の中でも致命率が高く,発症早期の管理が特に重要な疾患である.本態は冠血流の途絶に基づく心筋の壊死であり,通常,基礎に冠動脈硬化症を有する.特有の胸痛を主訴とし,心電図と心筋逸脱酵素により診断される.急性期治療の主体は再灌流療法と合併症対策である.慢性期に残存する心筋虚血と心機能の評価を行い,冠血行再建術の適応を決定する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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