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文献詳細

雑誌文献

検査と技術22巻8号

1994年07月発行

検査ファイル

酵素標品の使いかた

著者: 桑克彦1

所属機関: 1筑波大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.594 - P.594

文献概要

[1]酵素標品の種類
 酵素標品(enzyme preparation)の種類は表1のごとく,精製標品と組成標品に大別される.このうち精製標品は酵素の単品として市販されているもので,目的に応じて純化されており,比活性(蛋白mg当たりの活性値)の表示がある.この使用例の代表は酵素的分析法の試薬として用いられる.組成標品はマトリックス(組成)を有した形のもので,臨床検査用は,大部分ヒト血清に精製標品の一定量を添加したもの,あるいはヒトプール血清の形のものである.いずれも特定の測定方法による測定値が,表示値としてつけられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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