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エンドトキシンの測定法
著者: 福井博1
所属機関: 1奈良県立医科大学第3内科
ページ範囲:P.738 - P.739
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エンドトキシン(endotoxin;Et)はグラム陰性桿菌の細胞壁に存在するリポポリサッカライドである.Etはさまざまな生物活性を持ち,生体反応に複雑にかかわっているが,その活性の大部分は疎水性のlipid Aに由来している.Etはカブトガニ血清抽出物のLimulus lysateをゲル化するが,そのゲル化機構(図)の解明に伴い,合成基質法などの微量定量法が開発された.
エンドトキシン(endotoxin;Et)はグラム陰性桿菌の細胞壁に存在するリポポリサッカライドである.Etはさまざまな生物活性を持ち,生体反応に複雑にかかわっているが,その活性の大部分は疎水性のlipid Aに由来している.Etはカブトガニ血清抽出物のLimulus lysateをゲル化するが,そのゲル化機構(図)の解明に伴い,合成基質法などの微量定量法が開発された.
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