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技術講座 微生物
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行政上防疫対策の対象とするコレラ菌は,コレラエンテロトキシン(CT)産生性のものに限られたので,現在はRPLA法やビーズELISA法などの免疫学的方法を用いてCTの確認を行っている,近年はDNAプローブ法やPCR法などの遺伝子検出法も応用され,迅速,簡便で,特異的にCT選伝子を検出できるようになり,一部の検査機関で活用されている.
一方,インド(マドラス地方)で1992年の10月にGT産生性のVibrio cholerae non-O 1によるコレラ様疾患の大流行が発生し,多数の犠牲者が出た1,2).後にV.cholerae O 139(Bengal)と命名され2),WHOではコレラとして届けるよう勧告を出している3)。わが国ではすでに本菌が国内に入っており4),コレラに準じた扱いをしてはいるが,行政上はNAGビブリオ(V.cholerae non-O1)下痢症として扱われている.
行政上防疫対策の対象とするコレラ菌は,コレラエンテロトキシン(CT)産生性のものに限られたので,現在はRPLA法やビーズELISA法などの免疫学的方法を用いてCTの確認を行っている,近年はDNAプローブ法やPCR法などの遺伝子検出法も応用され,迅速,簡便で,特異的にCT選伝子を検出できるようになり,一部の検査機関で活用されている.
一方,インド(マドラス地方)で1992年の10月にGT産生性のVibrio cholerae non-O 1によるコレラ様疾患の大流行が発生し,多数の犠牲者が出た1,2).後にV.cholerae O 139(Bengal)と命名され2),WHOではコレラとして届けるよう勧告を出している3)。わが国ではすでに本菌が国内に入っており4),コレラに準じた扱いをしてはいるが,行政上はNAGビブリオ(V.cholerae non-O1)下痢症として扱われている.
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