文献詳細
画像でみる生体情報・9
文献概要
肝臓・胆嚢疾患の画像診断法には超音波検査(US)やX線コンピュータ断層撮影検査(CT)のように簡便に施行でき患者の負担も少ない検査から,シンチグラフィのように特殊な施設や装置を必要とするものや,血管造影のように侵襲のやや大きいものまで種々のものがある.USやCTはスクリーニング検査としてまず最初に行われることになるが,得られる情報量も多くそれだけで疾患の確定診断や治療方針の決定が可能となることも多い.本稿ではUS・CTを中心に代表的な肝臓・胆嚢疾患の画像を供覧する.
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