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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻11号

1995年10月発行

文献概要

検査法の基礎

CEAの抗原性とその測定法

著者: 黒木政秀1

所属機関: 1福岡大学医学部生化学第一教室

ページ範囲:P.845 - P.852

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新しい知見
 CEAは遺伝子レベルから全ペプチド構造が明らかにされ,また糖鎖構造や膜結合様式も明らかにされた.遺伝子レベルでは免疫グロブリンスーパージーンファミリーに属し,その中にCEAジーンファミリーを形成している.
 CEAは正常な消化器粘膜でも産生することが明らかになった.しかし,正常組織のCEAは上皮細胞の管腔側表面にのみ存在し,血流や組織液に接しておらず,癌組織ではCEAのこの構築の破壊と増量のため腫瘍マーカーになる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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