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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻11号

1995年10月発行

文献概要

画像でみる生体情報・10

泌尿器科におけるカラードプラ法の臨床応用

著者: 瀧原博史1 城嶋和孝1 内藤克輔1

所属機関: 1山口大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.885 - P.887

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 ドプラ効果とは,音源と観測者との相対的な速度関係により,周波数偏位立起こることをいう.超音波ドプラ法とは,この現象を利用して生体内の流速を知る方法である.さらに1980年に実用化されたカラードプラ法によれば,血流信号が断層像上にカラー表示されるため,血流信号の検出が迅速に施行可能となった.また,血流信号が血管走行に添って表示されるため,角度補正が可能となった.初期には,カラードプラ法の臨床応用は心・大血管などの高速血流の測定に限られていたが,その後低速の血流も検出できるようになり,泌尿器科領域の各臓器のさまざまな疾患の診断に役だっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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