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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻11号

1995年10月発行

文献概要

検査ファイル

BSP II

著者: 松山敏勝1

所属機関: 1札幌医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.899 - P.899

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 骨組織は細胞外基質で石灰化が進む硬組織である.このため骨組織には石灰化を誘導,調節するために他の組織にはない骨に特異的な蛋白が存在する(表).
 Bone Sialoprotein II(BSP II)は,骨のコラーゲン以外の骨基質蛋白では最も古くから研究されてきた.しかし初期はプロテアーゼの分解産物であり1),その本体が明らかになったのは比較的最近である2).BSPは2つの分子種としてBSP IとBSP IIに分けられ,現在はBSP Iをオステオポンチンと分けて呼ぶ.このため,単にBSPと呼ぶ場合はBSP IIを指す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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