icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻12号

1995年11月発行

技術講座 生化学

カルモデュリンの測定

著者: 長谷川雄一1 長沢俊郎1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系血液内科

ページ範囲:P.953 - P.956

文献概要

新しい知見
 カルモデュリンは1970年にChengと垣内によってcAMP分解酵素を活性化する蛋白として発見された.しかしその後Ca2+受容体蛋白として実に多くの生体現象に関与していることが明らかになった.特にカルモデュリンキナーゼIIは神経系での含有率が高く,分子レベルでの記憶装置として働いている可能性が示唆されている.さらに膵臓におけるインスリン分泌の制御などが近年明らかになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら