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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻13号

1995年12月発行

文献概要

検査法の基礎

肺炎球菌の感受性検査

著者: 畠山靖子1

所属機関: 1千葉大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1025 - P.1031

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新しい知見
 肺炎球菌は細菌性肺炎,化膿性髄膜炎,敗血症および中耳炎,副鼻腔炎,心内膜炎などの重要な原因菌である.本菌による感染症は従来よりペニシリンG(PCG)が第1選択剤とされていたが,ペニシリン剤に中等度耐性および耐性を示し,さらに他のβラクタム剤にも耐性を示す耐性株の増加が臨床上の問題となっている1〜10).細菌検査室の業務として迅速・正確な薬剤感受性成績が要求される.ここでは耐性株の検出法を中心に,本菌に対する薬剤感受性について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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