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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻13号

1995年12月発行

文献概要

生体のメカニズム 体液調節機構・12

リン代謝調節機構およびその異常

著者: 五十嵐隆1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院小児科

ページ範囲:P.1073 - P.1076

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はじめに
 リン(phosphorus;P)は,①リン酸塩やリン脂質の形で骨や細胞膜を構成する,②細胞内における最大濃度の陰イオンとして存在する,③ATPを構成し細胞内での嫌気的リン酸化によるエネルギー供給に寄与する,④尿中にリン酸塩として排泄され,尿酸性化による生体の酸塩基平衡を調節するなどの重要な役割を担う元素である.生体内ではリン酸Pi(ホスフェート)の形で存在する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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