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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻13号

1995年12月発行

文献概要

検査ファイル

卵巣腫瘍マーカーの意義

著者: 根岸能之12

所属機関: 1東京医科大学産科婦人科 2大月市立中央病院

ページ範囲:P.1091 - P.1091

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 卵巣腫瘍は解剖学的に腹腔内に位置するため,術前にその腫瘍の病理学的性質を正確に把握することが困難である.そのうえ,silent diseaseといわれるように早期にはほとんど自覚症状がなく,発見時すでに進行している症例が多い.卵巣癌の診断には内診,超音波,CTスキャン,MRIなどによる画像診断と腫瘍マーカーを併用しており,その結果,診断率の向上が得られている.
 卵巣腫瘍マーカーの臨床的有用性としては,以下のものが挙げられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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