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卵巣腫瘍マーカーの意義
著者: 根岸能之12
所属機関: 1東京医科大学産科婦人科 2大月市立中央病院
ページ範囲:P.1091 - P.1091
文献購入ページに移動 卵巣腫瘍は解剖学的に腹腔内に位置するため,術前にその腫瘍の病理学的性質を正確に把握することが困難である.そのうえ,silent diseaseといわれるように早期にはほとんど自覚症状がなく,発見時すでに進行している症例が多い.卵巣癌の診断には内診,超音波,CTスキャン,MRIなどによる画像診断と腫瘍マーカーを併用しており,その結果,診断率の向上が得られている.
卵巣腫瘍マーカーの臨床的有用性としては,以下のものが挙げられる.
卵巣腫瘍マーカーの臨床的有用性としては,以下のものが挙げられる.
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