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体表面微小電位検出法
著者: 原正壽1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学第2内科
ページ範囲:P.1103 - P.1104
文献購入ページに移動 体表面微小電位すなわちlate potential(LP)は,致死的心室不整脈の評価法として近年臨床で応用されるようになってきた.LPは心室不整脈の原因に関連するQRS終末部からST部(図1)にまで及ぶ微弱な持続電位(delayed potential)を体表面から記録したものである.LPは健常人に検出されることは少ない.これに対しLP陽性者は,難治性の心室不整脈を伴い,さらには突然死する確率が高いとされている.この微小な電位を体表面から記録するには,単純に増幅しても筋電図や外部ノイズが混入することにより記録が難しいことから,以下に示す検出法を用いる.
LPの検出法には,周波数解析によるfrequencydomain法と実時間解析であるtime domain法とがあり,後者が現在広く用いられている.
LPの検出法には,周波数解析によるfrequencydomain法と実時間解析であるtime domain法とがあり,後者が現在広く用いられている.
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