文献詳細
文献概要
病気のはなし
睡眠時無呼吸症候群
著者: 須藤英一1 四元秀毅1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.96 - P.100
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睡眠時無呼吸症候群は近年その病態が解明されつつある症候群で,発症機序のうえから,基本型として閉塞型と中枢型とがある.これらはまったく独立したものではなく,上気道の閉塞による機械的刺激が反射性に中枢の活動に抑制を及ぼしている可能性が指摘されている.
睡眠時無呼吸症候群の診断基準の中に酸素飽和度低下をパラメーターとして採用すべきであるとする説が検討されている.
睡眠時無呼吸症候群は近年その病態が解明されつつある症候群で,発症機序のうえから,基本型として閉塞型と中枢型とがある.これらはまったく独立したものではなく,上気道の閉塞による機械的刺激が反射性に中枢の活動に抑制を及ぼしている可能性が指摘されている.
睡眠時無呼吸症候群の診断基準の中に酸素飽和度低下をパラメーターとして採用すべきであるとする説が検討されている.
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