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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻2号

1995年02月発行

文献概要

検査ファイル

糸球体基底膜菲薄症候群

著者: 稲場進1 岡田敏夫1

所属機関: 1富山医科薬科大学小児科

ページ範囲:P.157 - P.157

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はじめに
 腎糸球体疾患は腎生検の技術の進歩により,その病理組織診断が普及し,臨床上蛋白尿や血尿を有し,それまで慢性腎炎とされていた種々の疾患の病理像や予後が解明されつつある.また同時に電子顕微鏡の発達により糸球体における微細構造や,免疫化学の技術の進歩に伴い,糸球体の骨格を担っている種々の糖蛋白や接着因子の解明がなされてきている.糸球体基底膜菲薄症候群も腎生検,特に電子顕微鏡所見より明らかにされた疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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