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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻3号

1995年03月発行

文献概要

画像でみる生体情報・3

心臓[3]心筋梗塞の画像診断

著者: 樫田光夫1

所属機関: 1国立国際医療センター循環器科

ページ範囲:P.199 - P.203

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はじめに
 近年心筋梗塞の診断は心電図に加え,冠動脈造影,左室造影,心エコー図,血管内エコー,超高速CT,MRI,心臓核医学検査などの画像診断の進歩により,より詳細な診断が可能となった.一方で急性心筋梗塞に対する治療も大きく変化し,閉塞した冠動脈を再開通させる再灌流療法が広く行われるようになったことで,治療成績が著しく改善し,われわれの施設でもCCUに入院した急性心筋梗塞症例の死亡率は7%にまで減少した.再灌流療法を踏まえた治療を進めていくうえで,画像診断の占める役割が大きくなった.本稿では,急性心筋梗塞の治療に即した,画像診断の役割について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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