icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻3号

1995年03月発行

文献概要

検査ファイル

GPIアンカー型蛋白

著者: 竹田潤二1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所難治疾患バイオ分析部門免疫不全疾患研究分野

ページ範囲:P.225 - P.225

文献購入ページに移動
はじめに
 細胞表面に存在する蛋白を膜蛋白と呼ぶが,GPIアンカー型蛋白も膜蛋白の一種である.通常の膜蛋白が,蛋白自身の疎水性領域で膜にアンカーするのに対しGPIアンカー型蛋白は,特殊な糖脂質でアンカーする.その特殊な糖脂質は,ホスファチジルイノシトール(PI)に糖(グリカン)が結合したものなのでGPI(glycosylphophatidylinositol)アンカーと呼び,蛋白部分を含めてGPIアンカー型蛋白と呼んでいる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら