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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻3号

1995年03月発行

文献概要

検査ファイル

細菌検査のオーダーリングシステム

著者: 立川良昭1 宮子博1 後藤陽一郎1 菅原弘一1

所属機関: 1大分医科大学附属病院検査部

ページ範囲:P.226 - P.226

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 細菌検査は感染症の起炎菌を決定するための検査であり,敗血症,中枢神経系の感染症では死亡あるいは重い後遺症を残すことが多く適切な抗菌薬選択のために起炎菌の迅速診断が要求される.そして,起炎菌が決定されてから直ちに検査室から臨床医への報告がなければ迅速診断の価値は半減する.当検査室では,オーダリングシステムを採用することにより,検査依頼から結果報告までの作業工程の簡略化,結果報告の迅速化などに貢献することができたと考えられるので,その方法について述べてみる.図に現在の細菌検査オーダリングシステムの概要を示す.細菌検査室のオフィスプロセッサーにはNEC3100/S80(192MB)を用いている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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