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検査ファイル
ケント束
著者: 増渕雄1 長沢正樹1 星野和男1 甘利俊哉1
所属機関: 1JA長野厚生連篠ノ井総合病院内科
ページ範囲:P.228 - P.228
文献購入ページに移動ケント束は,1893年にKentが初めて記載した副伝導路で右心側面で右房と右室とを連絡する長さ0.9mm,幅0.25mmの筋束で,外見上作業心筋によく似ている.現在では心房と心室とを直接連絡する副伝導路は左心側または中隔にあっても通常,ケント束と呼ばれている.ケント束が機能すればWPW型QRS波がみられる.
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