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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻4号

1995年04月発行

文献概要

検査法の基礎

パラフィン切片を利用した癌遺伝子,癌抑制遺伝子の検索

著者: 土橋洋1 福島純一2 椙村春彦3

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所発癌制御分野 2東京大学医学部病理学教室 3浜松医科大学病理学教室

ページ範囲:P.301 - P.307

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新しい知見
 発癌の原因遺伝子に癌抑制遺伝子という新たな概念が加わり,かつその抑制運伝子には欠失,点突然変異が頻繁に見いだされることがわかってきた.その結果,蛋白質やRNAに比べて安定なDNAを対象とした研究が盛んに行われるようになり,分子レベルの検索には不向きと考えられていたパラフィン切片もその材料として利用できるようになった.最近では,こく少量のDNAでもPCRにより増幅し,塩基配列が決定できるようになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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