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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻4号

1995年04月発行

文献概要

今月の表紙

血管性腫瘍の細胞診

著者: 古田則行1 都竹正文1 坂本穆彦2

所属機関: 1癌研究会附属病院細胞診断部 2東京大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.317 - P.317

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 良性の血管性腫瘍は種類が多く,また細胞診の対象となることは少ない.悪性腫瘍の代表として,血管外皮(周皮)に由来する悪性血管外皮腫(周皮腫)と,血管内皮に由来する血管肉腫(悪性血管内皮腫)があり,それぞれ特徴的な細胞像を示す.また,血管腫と血管肉腫との中間的性格を示す特異的腫瘍として位置づけられる類上皮血管内皮腫や,血管内乳頭状内皮過形成症などは,いずれも特徴的な細胞像を示すため細胞診による判定が可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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