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画像でみる生体情報・4
肺—肺癌
著者: 清水雅史1 楢林勇1
所属機関: 1大阪医科大学放射線科
ページ範囲:P.332 - P.335
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肺癌は,近年増加しており予後不良の疾患である.その予後の改善のためには,早期発見および正確な病巣の広がりの把握が必要であり,画像診断の役割は重要である.肺癌の画像診断は,①病巣の検出および性状診断,②肺門および縦隔リンパ節転移診断,③遠隔転移診断からなる.病巣の拾い上げ診断には,まず単純X線写真が撮影され,さらに断層写真,CT,MRI,血管造影,核医学検査の施行により詳細な情報が得られる.
肺癌は,近年増加しており予後不良の疾患である.その予後の改善のためには,早期発見および正確な病巣の広がりの把握が必要であり,画像診断の役割は重要である.肺癌の画像診断は,①病巣の検出および性状診断,②肺門および縦隔リンパ節転移診断,③遠隔転移診断からなる.病巣の拾い上げ診断には,まず単純X線写真が撮影され,さらに断層写真,CT,MRI,血管造影,核医学検査の施行により詳細な情報が得られる.
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