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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻5号

1995年04月発行

文献概要

増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として Ⅰ.超音波検査法 3.検査の実際 3)乳腺・甲状腺

(2)甲状腺

著者: 宮本幸夫1 最上拓児1 山下三代子1 三枝裕和1 中田典夫1 入江健夫1 多田信平1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線医学教室

ページ範囲:P.95 - P.98

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 甲状腺の画像診断は,従来より核医学を中心に行われてきた.CTや超音波検査は腫瘍性疾患の同定とその進展範囲の把握には適しているものの,質的診断においては現在でもあまり有効であるとは考えられていない.しかしながら,近年の超音波診断装置の発展,特にリアルタイム高分解能装置の開発に伴い,超音波検査も甲状腺疾患の診断に重要な役割を果たすようになってきている.本稿では,最近の知見も交えながら,甲状腺の超音波診断につき略述する.なお,超音波検査の進めかたに関しては,前項の乳腺の超音波診断と重複するため,本稿では解説を省く.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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