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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻5号

1995年04月発行

文献概要

増刊号 臨床生理検査実践マニュアル画像検査を中心として Ⅵ.重心動揺検査法

2.原理・装置・取り扱い

著者: 田口喜一郎1

所属機関: 1信州大学医学部耳鼻咽喉科学教室

ページ範囲:P.301 - P.304

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 ヒトが直立したとき身体は常に動いており,傾斜したり転倒しようとするのを戻そうとする力が働いて直立姿勢を可能としている.このような反射は立直り反射と呼ばれ,無意識のうちに姿勢制御を行っている.この動きは一見無秩序にみえるが,一定の解析を施すとある程度の規則性が得られることがある.このような動きは身体の重心の動きと考え,重心動揺と称する.しかし,重心動揺計で得られる値は身体の重心そのものの動きではなく,身体の重心が動くことによって生じる足圧中心の動きであることを銘記しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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