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文献概要
病気のはなし
慢性関節リウマチ
著者: 笠原茂1 三田村忠行1
所属機関: 1JR東京総合病院神経血液内分泌内科
ページ範囲:P.378 - P.382
文献購入ページに移動慢性関節リウマチは原因不明の多関節炎を起こす疾患であり,病因はいまだに不明である.特異的な検査はないが,血沈,CRPといった炎症マーカーが陽性になり,リウマトイド因子陽性が患者の80%にみられる.従来良い治療がなかったが,最近メソトレキセートをはじめとする抗リウマチ剤が使用されるようになり,不十分ではあるが,一部に疾患活動性を低く抑えられ,関節破壊を予防できる症例がみられるようになった.
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