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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻6号

1995年05月発行

文献概要

マスターしよう検査技術

緊急検査としての血液ガス分析

著者: 加藤光恵1

所属機関: 1虎の門病院臨床生理検査室

ページ範囲:P.431 - P.436

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 血液ガス分析装置は,信頼度の高い電極が開発されて以来,著しい進歩を遂げてきた.現在,全自動化,コンピュータ化によって誰にでも簡単に取り扱いができ,少量の検体で短時間に測定が可能となっている.血液ガスの測定は臨床的に極めて重要な役割を果たしており,呼吸障害や重症患者の呼吸管理はもちろん,術中モニターや緊急検査項目の重要な検査の1つとなっている.しかも迅速で精度の高いデータが要求されている.しかし血液ガス分析データは,電極の劣化のみならず,種々の要因によって影響されるため,操作手順だけでなく,装置の保守管理の方法や,血液ガス分析の測定で知っておくべき誤差因子について解説をする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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