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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻6号

1995年05月発行

文献概要

検査データを考える

肝障害時の凝固異常

著者: 滝川康裕1 稲葉宏次1 佐藤俊一1

所属機関: 1岩手医科大学第一内科

ページ範囲:P.437 - P.441

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はじめに
 肝障害の症状としては,古くから黄疸や腹水が知られているが,障害が高度になると出血傾向が認められる.臨床検査技術の発達に伴い,このような症状が発現する以前に軽度の肝機能障害を発見し診断することができるようになったが,出血傾向と関連の深い血液凝固異常についても詳細な検査が可能になっている.
 本稿では肝障害時に凝固異常が出現する機序と凝固検査が肝疾患の病態診断に果たす役割について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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