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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻7号

1995年06月発行

文献概要

病気のはなし

胃潰瘍

著者: 鈴木保永1 菅家一成1 渡辺喜人1 渡辺秀考1 斎藤正弘1 上野尚之1 高橋和彦1 石田基雄1 平石秀幸1 寺野彰1

所属機関: 1獨協医科大学第二内科

ページ範囲:P.466 - P.472

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新しい知見
 最近,胃粘膜にHelicobacter pylori(H.pylori)のという細菌が棲息することが見いだされて以来,胃炎,消化性潰瘍,胃癌などとの関連が明らかにされつつある.臨床的には強力な酸分泌抑制剤であるプロトンポンプ阻害剤の登場,また基礎的には細胞増殖因子,抗酸化防御機構などの研究が進み,成因論,治療戦略などが大きな転換期を迎えようとしている.さらに,再発のないより質の高い潰瘍治癒を目指し,さらに研究が進められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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