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ラテックス凝集法による血中ミオグロビンの測定法
著者: 関根盛1
所属機関: 1デンカ生研(株)
ページ範囲:P.514 - P.514
文献購入ページに移動最近,急性心筋梗塞に線溶療法や経皮的冠動脈形成術(PTCA)などの再疎通療法が積極的に行われ,大きな成果を上げている.さらに,組織プラスミノゲンアクチベーター(tissue plasminogen activator;tPA)やプロウロキナーゼ(pro-urokinase;pro-UK)などの新しい薬剤の開発により,血栓溶解剤の全身投与が今後の再疎通療法の中心になる可能性も考えられる.再疎通療法の目的はサルベージであるが,発症6時間以内のいわゆるgolden timeを過ぎると,再疎通してもその効果は極めて小さい.
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