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検査法の基礎
肝疾患における血中細胞外マトリックス成分測定の意義
著者: 羽関典子1 林利彦1
所属機関: 1東京大学教養学部生命環境系—化学
ページ範囲:P.579 - P.586
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血中の細胞外マトリックス成分のレベルは,現在,肝疾愚などの臨床診断に広く用いられ,肝線維症の進行度と相関するなど,その有効性が明らかにされつつある.血中細胞外マトリックス成分レベルがなぜ肝線維化マーカーになるのか.肝線維化のどのような特徴を反映しているのであろうか.C型慢性肝炎に対するインターフェロンの治療効果を評価するうえで細胞外マトリックス成分の血中濃度測定の有効性はどうか.
血中の細胞外マトリックス成分のレベルは,現在,肝疾愚などの臨床診断に広く用いられ,肝線維症の進行度と相関するなど,その有効性が明らかにされつつある.血中細胞外マトリックス成分レベルがなぜ肝線維化マーカーになるのか.肝線維化のどのような特徴を反映しているのであろうか.C型慢性肝炎に対するインターフェロンの治療効果を評価するうえで細胞外マトリックス成分の血中濃度測定の有効性はどうか.
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