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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻9号

1995年08月発行

文献概要

検査法の基礎

可溶性インターロイキン2レセプター

著者: 伊田美紀1 櫻林郁之介2

所属機関: 1自治医科大学附属大宮医療センター検査部 2自治医科大学総合医学Ⅰ

ページ範囲:P.667 - P.671

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新しい知見
 サイトカイン測定の多くは,そのサイトカインが標的とする細胞を用いたバイオアッセイ法で行われていた.標的とする細胞は複数のサイトカインに反応するなど,必ずしも特異的な測定法とはいえなかった.しかし,モノクローナル抗体を用いた特異度の高い測定法が開発され,可溶性インターロイキン2受容体(SIL-2R)の測定として,酵素免疫測定がキット化1)された.このように最近では,SIL-2Rやホルモンなどの血中微量成分(pg/mlレベル)の測定が放射性同位元素,蛍光物質,発光物質などによらない測定系が可能になっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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