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文献詳細

雑誌文献

検査と技術23巻9号

1995年08月発行

文献概要

検査ファイル

凝固線溶因子抗原量と活性値

著者: 櫻川信男1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.723 - P.723

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 生命維持に重要な生化学的反応を営む酵素の臨床検査的把握は免疫学的手法を用いる抗原量と生化学酵素反応を駆使する生物学的活性値で行われる.
 近年の分子生物学的手法の進歩で遺伝子異常に起因する抗原量は正常であってもその生物学的活性値(以下,活性値)が低値を示して両者に解離を認める分子異常症(以下,異常症)が存在する.血栓止血学でのこの異常症は出血症状,あるいは血栓症を惹起するが,以下これらの要因について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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