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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻10号

1996年09月発行

文献概要

技術講座 血液

線溶による分解産物(FDP,FgDP,Dダイマー)の測定

著者: 腰原公人1 福武勝幸1

所属機関: 1東京医科大学臨床病理学

ページ範囲:P.797 - P.803

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新しい知見
 高齢化社会,そして豊かな食生活の時代を迎え,血栓症の占める社会への影響は年々増大している.血栓症はいったん不可逆的変化をきたすと,治療の反応性は極度に低下する.無理な溶解を試みると,出血を招くことにもなる.線溶療法も従来のウロキナーゼに加え,より特異性の高い組織プラスミノゲンアクチベーター,プラスミノゲンプロアクチベーターなどが使われ始めている.いかに早く適切な診断をするかが,いっそう求められる時代であろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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