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技術講座 微生物
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抗梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum;TP)抗体の検出は,赤血球を担体とした方法から,人工担体(粒子)を用いる受身凝集反応に変遷しつつある.その理由は,人工担体自身に抗原性がなく,非特異反応の発生を回避できることにある.また,ラテックス凝集反応を利用した自動分析法やEIA法も普及し,多量検体の処理や客観的判定が可能となった.しかし,方法間での結果の互換性に問題があり,今後の課題となっている.
抗梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum;TP)抗体の検出は,赤血球を担体とした方法から,人工担体(粒子)を用いる受身凝集反応に変遷しつつある.その理由は,人工担体自身に抗原性がなく,非特異反応の発生を回避できることにある.また,ラテックス凝集反応を利用した自動分析法やEIA法も普及し,多量検体の処理や客観的判定が可能となった.しかし,方法間での結果の互換性に問題があり,今後の課題となっている.
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