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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻10号

1996年09月発行

文献概要

技術講座 微生物

梅毒の検査

著者: 望月照次1 中村良子2

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院中央臨床検査部 2昭和大学藤が丘病院臨床病理科

ページ範囲:P.809 - P.818

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新しい知見
 抗梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum;TP)抗体の検出は,赤血球を担体とした方法から,人工担体(粒子)を用いる受身凝集反応に変遷しつつある.その理由は,人工担体自身に抗原性がなく,非特異反応の発生を回避できることにある.また,ラテックス凝集反応を利用した自動分析法やEIA法も普及し,多量検体の処理や客観的判定が可能となった.しかし,方法間での結果の互換性に問題があり,今後の課題となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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