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技術講座 生理
肝細胞癌の画像の読みかた
著者: 蒲田敏文1
所属機関: 1金沢大学医学部放射線科
ページ範囲:P.825 - P.829
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最近のヘリカルCTやMRIでは,1回の息止めで全肝を高速に撮像できる.造影剤を急速に静注して行うダイナミックCTやダイナミックMRIにより,小さな多血性の肝癌の検出能が飛躍的に向上してきている.また,MRIの信号強度やCTアンギオグラフィーによる腫瘍の血流の評価により,腫瘍の悪性度の判定まで可能になってきている.
最近のヘリカルCTやMRIでは,1回の息止めで全肝を高速に撮像できる.造影剤を急速に静注して行うダイナミックCTやダイナミックMRIにより,小さな多血性の肝癌の検出能が飛躍的に向上してきている.また,MRIの信号強度やCTアンギオグラフィーによる腫瘍の血流の評価により,腫瘍の悪性度の判定まで可能になってきている.
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