文献詳細
文献概要
検査データを考える
組織標本内のPAS陽性物質
著者: 宮田浩1 河野一郎1
所属機関: 1日立製作所戸塚総合病院臨床検査科病理細胞診室
ページ範囲:P.855 - P.859
文献購入ページに移動はじめに
PAS反応とは,多糖類を過ヨウ素酸(periodic acid)を用いて酸化し,アルデヒド基を生じさせ,これにシッフ(Schiff)試薬を作用させて赤紫色に呈色する反応で,各々の頭文字をとりPAS反応と呼ばれている.
1940年後半にMcManus,Hotchkissらによって用いられるようになり,現在では病理組織検査において多糖類を染める最もポピュラーな染色法である.
PAS反応とは,多糖類を過ヨウ素酸(periodic acid)を用いて酸化し,アルデヒド基を生じさせ,これにシッフ(Schiff)試薬を作用させて赤紫色に呈色する反応で,各々の頭文字をとりPAS反応と呼ばれている.
1940年後半にMcManus,Hotchkissらによって用いられるようになり,現在では病理組織検査において多糖類を染める最もポピュラーな染色法である.
掲載誌情報