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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻10号

1996年09月発行

文献概要

検査データを考える

組織標本内のPAS陽性物質

著者: 宮田浩1 河野一郎1

所属機関: 1日立製作所戸塚総合病院臨床検査科病理細胞診室

ページ範囲:P.855 - P.859

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はじめに
 PAS反応とは,多糖類を過ヨウ素酸(periodic acid)を用いて酸化し,アルデヒド基を生じさせ,これにシッフ(Schiff)試薬を作用させて赤紫色に呈色する反応で,各々の頭文字をとりPAS反応と呼ばれている.
 1940年後半にMcManus,Hotchkissらによって用いられるようになり,現在では病理組織検査において多糖類を染める最もポピュラーな染色法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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