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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻10号

1996年09月発行

文献概要

検査法の基礎検討のしかた 血清検査・1

免疫成分検査のポイントとルーチン化の留意事項

著者: 亀子光明1 山内一由2

所属機関: 1長野市民病院臨床検査科 2信州大学医学部附属病院中央検査部

ページ範囲:P.861 - P.864

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はじめに
 免疫成分検査は抗原検査と抗体検査の2つに大別され,抗原検査は主として血漿蛋白成分,腫瘍マーカー,ホルモンなどを検査対象とし,抗体検査は溶レン菌,梅毒,各種ウイルスやリウマチ因子(RF)に対する抗体価測定を目的とする.
 測定方法は目的とする検査によりさまざまであり,用手法検査(定性検査,半定量検査)と自動分析装置(汎用機種,専用機種)を用いた定量検査が中心となっているが,近年はポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction;PCR)法1)を用いた遺伝子検査により,蛋白異常の検出も可能となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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