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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻11号

1996年10月発行

技術講座 生化学

穿刺液の蛋白分画

著者: 芝紀代子1 酒井伸枝2

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科 2埼玉県立医療短期大学

ページ範囲:P.893 - P.899

文献概要

新しい知見
 穿刺液である胸水,腹水は全身疾患によって出現してくるので,その蛋白分画も多種多様なパターンを示す.腹水の1例においてはM蛋白の出現をみた.穿刺液を電気浸透現象のないセア膜を用いて電気泳動を行い,アシッドバイオレット17染色を施すことにより,鮮明な蛋白分画像が得られる.穿刺液の蛋白分画パターンが新たなる臨床診断の一助になることが期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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