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文献詳細

雑誌文献

検査と技術24巻13号

1996年12月発行

文献概要

生体のメカニズム 凝固・線溶系・8

経口抗凝血薬のコントロール

著者: 岡嶋研二1

所属機関: 1熊本大学医学部臨床検査医学

ページ範囲:P.1133 - P.1135

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はじめに
 抗血栓療法には,抗血小板療法,経口および非経口抗凝血薬による抗凝固療法,さらに血栓溶解療法がある.このうち,経口抗凝血薬の代表的なものは,ワーファリンである.本物質は,ウシの半乾燥クローバー摂取による出血死(スイートクローバー病)をきっかけに発見されたが,古くから血栓症の一次および二次予防に頻用されている.
 本稿では,ワーファリンの作用機序,適応と凝固能評価によるコントロールについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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